ごまの病気・害虫について①

【Q】金胡麻を栽培し収穫しました。
洗って乾かしたのですが、虫が綴っています。
見ると小さい幼虫がいます。このまま保存すると増えそうです。対処法を教えて下さい。

【A】K様 この度は弊社ホームページまで、ゴマに関するお問い合わせをいただきまして
誠にありがとうございます。
今年、金ゴマを栽培されたそうですね…
洗って乾かし、保存中に虫綴りの発生があり、同時に幼虫が発生…という事は
「湿度」と「温度」が原因であると考えられます。

洗った後の乾燥は、どの様にされたのでしょうか?

虫綴りや、幼虫の孵化が発生している場合の対処方法としまして
丸一日…天日干しをする事をお勧め致します。

(方法は…)
ゴザかブルーシートを広げ、その上からゴマを可能な限り広範囲に広げて下さい。
天日による乾燥を行いますと、幼虫は居なくなります。
虫綴りについては、同時に手で除去する事をお勧め致します。

また和田萬では、ゴマ栽培を実践していただいている農家様へのお話としまして…
選別工程中の乾燥(湿度飛ばし)につきまして、天日乾燥を推奨致しております。
(農家様から引き上げる際は、生乾きでの出荷による「カビの発生」や
「虫の発生」が考えられるため、水洗いは厳禁とさせていただいております)

この天日乾燥は、水洗い後の多量の水分を乾燥させるのにも効果的なので
万能な乾燥方法として、古来よりよく利用されています。

(乾燥方法)
水洗い後、滴る水をキチンと脱水(少量であればタオルなどでの吸水も
効果的)し、天日で最低でも丸一日は乾燥させて下さい。
従いまして、ゴマ洗いの作業をされる際は、「晴天予想」の下に行う事が
重要であるという事になります。

丸一日…天日に当てていただきますと、ほぼ乾燥は終了となります。

また、保管の温度につきましては、20度以下が望ましく
あまり高温の場所に保管しますと、水分が無くても幼虫の孵化が始まります。
以上でございます。      (2009年11月9日)

2009年度 鹿児島県・喜界島のごま栽培

●10月31日 続々と喜界島から新穀のごまが入荷しています。
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国産ゴマ入荷シーズン真っただ中です。
もうすぐ採れたての白ごまをお届けできます。

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●8月9日・10日 鹿児島県・喜界島のゴマ栽培
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ごまの乾燥風景です。 外国のように豪快です。
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圃場は本当に広大で、乾燥風景がよく似合う島です。唐箕で選別する様子です。

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●7月29日 鹿児島県・喜界島訪問・2日目
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本日は喜界島の加藤町長をお訪ねしました。
ごまに対するお話を色々伺うことができました。
ご提案も頂きとても有意義な時を過ごすことができました。
喜界島の皆さん、どうか今後ともよろしくお願いします!

弊社スタッフの訪問記は下記をクリックしてご覧いただけます。
7月29日・松岡のブログ)(7月29日・和田武大のブログ
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●7月28日 鹿児島県・喜界島へ訪問・1日目
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喜界島の白ごま圃場を訪問しました。
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白ごまの花が咲いています。
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向かって左端と2番目の女性は、藤廣さん御夫妻です。
そのお隣は三善さんご夫妻、2列目右端の男性は33歳のマスダさんです。
弊社の松岡の左隣の方は西さんです。
みなさん今後とも宜しくお願いします。
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●7月7日 鹿児島県・喜界島の三善さん
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鹿児島県・喜界島はおよそ100ヘクタールのゴマ栽培がされています。
まさしく…日本最大のゴマ栽培地です。
その喜界島で白ごま栽培に取り組んで頂いている三善さん御夫妻と
御子息の貴広さんがわだまんの八尾工場へお越しになりました。

過去のページはこちらをどうぞ
※2008年度の鹿児島県・喜界島のゴマ栽培の取り組みの様子
※2007年度の鹿児島県・喜界島のゴマ栽培の取り組みの様子
※2006年度の鹿児島県・喜界島のゴマ栽培の取り組みの様子
※2005年度の鹿児島県・喜界島のゴマ栽培の取り組みの様子
※2004年度の鹿児島県・喜界島のゴマ栽培の取り組みの様子

2009年度 北海道ごま栽培

●10月29日 北海道十勝平野での黒ごま栽培
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北海道芽室町にあります「(株)カネマル」の金本社長(向かって右の方)と
ゴマ栽培志望の堀川さんです。  

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同じくゴマ栽培志望の農家の方です。
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今年の収穫量は100gにも満たないほどの黒ゴマですが
まぎれもなく北海道の大地で収穫された「黒ゴマ」です。
来年度の種子としては十分です。
来年度の栽培には、この地を再訪しまして栽培希望者の方へ、
ゴマのお話をさせていただくことを約束しました。来年の4月初旬が楽しみです! 
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●今年はじまりました北海道でのごま栽培の様子が届きました。
3種類のごまの様子が詳細にまとめられています。
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【ごまえもんの様子】
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8月17日現在のごまえもんの生育状態です。33センチ。

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8月1日のごまえもんの様子です。
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5月25日〜7月7日までのごまえもんの様子です。
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【岩手黒の様子です】
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8月17日の岩手黒の様子です。丈は40センチ。090801iwatekuro-1.jpg
8月1日の岩手黒の様子です。丈は14センチ。

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5月25日〜7月7日の岩手黒の様子です。
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【一般の黒ごまの様子です】
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4月27日〜7月7日までの様子です。丈は8センチ。

2009年度 食育のためのごま栽培(兵庫県・西脇小学校)

JAみのり発行の冊子『ねっとわーくみのり』09年10月号にて
西脇小学校のごま栽培の取り組みの様子が紹介されています。
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●10月8日 写真が届きました。
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兵庫県・西脇市の市立西脇小学校で、花壇でとれたゴマのごみやさやを取り除く調整会を、
小学校の児童が行いました。校舎内で干していたごまを選別していきます。
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まずゴマをさやから出して、ふるいにかけて大きなゴミを取り除きます。
次は唐箕がけ。ハンドルを回して風を出し、軽いほこりとゴマを選り分けます。

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●9月11日 西脇小学校にてごまの収穫が行われました。
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刈り取りと乾燥をみんなで行いました。
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 ↓神戸新聞2009年9月12日発行 記事に掲載されています。↓
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【記事一部抜粋】・・・西脇小学校2年生103人が11日、校内の畑で栽培してきた
特産の金ゴマ「日本のへそゴマ」を収穫した。実をたくさん付けて2メートルほどに
成長したゴマの茎を、児童らが歓声を上げながら刈り取った。・・・・・・・・・・・・・・

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●9月3日 兵庫県・西脇小学校を訪問
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子ども達が6月に播いた種が素晴らしい莢を着けています。
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9月11日に子ども達と一緒に刈り取りを行うこととなりました。
今から楽しみです!!
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西脇小学校の先生方と本日の圃場巡回にお世話になった方々です。
今後とも宜しくお願いします。
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●2009年6月1日
兵庫県西脇市立・西脇小学校にて食育のための金ごま栽培がはじまりました。
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「兵庫県加西農業改良普及センター」の廣瀬普及主査から
子供たちへゴマ栽培のお話です。
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黒のビニールシート(マルチシート)に穴をあけていきます。
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さぁ!いよいよみんなで種蒔です。
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種蒔の後は調理室へ移動。みんなで金ごまを食べました。
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栄養士の先生が美味しい金ごまの食べ方を教えてくれました。
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西脇小学校の子供たちのごま栽培に協力して下さった皆様です。
ご協力ありがとうございました。

●ごまの豆知識・情報①

☆ごまの栽培手順について☆
●収穫後のごまのゴミ取り方法
ゴマの収穫後の選別につきまして…
全国の農家の皆さまに推奨させていただいている手順です。
よろしければご参考になさって下さい。

1.ゴマの「刈り取り・乾燥」→「脱粒(粒落とし)」の工程を経て
ゴマ粒とゴミ(葉の欠片や莢・茎の破片・砂や石)になった段階でまず
 篩い通しの工程になります。

 「10メッシュ」と「16メッシュ」の篩いを推奨していますが
お近くのホームセンターか農業関係の資材屋さんで手に入るサイズのもので
良いと思います。

 (メッシュとは…1インチの中に10個の穴があるのが10メッシュ・
16個の穴があるのが16メッシュとなります)
1個の穴の大きさが「約2.5mmが10メッシュ」
「約1.6mmが16メッシュ」となります。

 10メッシュの篩いで「莢や茎の破片や葉の欠片」などのゴマより大きなもの
を選別し、16メッシュの篩いで「砂等」のゴマより小さなゴミを選別します
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【写真は2008年度、兵庫県・西脇市にて実際に篩を2回使って作業された様子です。】

2.篩い作業が終了しますと、次は天日乾燥です
お天気の良い、風の少ない日にブルーシート(新聞でも大丈夫です)一面に
ゴマを広げ、丸一日天日でゴマの周りの水分を飛ばします。
そうする事によりまして、これ以降の選別作業がしやすくなります。
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3.天日乾燥が終了しますと、次は風選別です
「扇風機」でするとゴマと塵が一緒に飛ぶ…というのは
恐らく「風が強い」か「方法」に問題がないかと思われます。
 農家の方には「唐箕(とうみ)」がけを行っていただく様にお話をしますが
御自宅に唐箕はございましたら、大体4〜5回ほどかけていただければ、
綺麗に選別がされます。
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【写真説明】・・・「唐箕(とうみ)」です。これで風飛ばし選別を行います。

 無い場合…「扇風機」か「自然の風」を利用する事となります。
「扇風機」を利用される場合は「一番弱い風(適宜変更して下さい)」で
「扇風機の風の流れの上から…ゴマを下に落とす」方法で行って下さい。
「風の強さ」と扇風機の風元からの距離を微調整しながらベストな位置を
見つけて下さい。  

 「自然の風」を利用される場合は「目の細かいザル」等で
風の吹いている時にゴマを上に煽る事となります。
この作業の場合は、ゴマをあまり上に上げすぎると、全てが下に落ちてしまう
可能性があります。
リズムに乗って、軽快に「ザッ!ザッ!」とされるコツを見つけて下さい。

4、風選別作業を適度に何度も繰り返すうちに、ゴマの実が見事に選別されて
くると思います。
作業全般で大切な事は、面倒くさがらずに根気よく頑張るという事になります。
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【写真】 全くの選別前の状態⇒⇒⇒⇒⇒写真のようになれば、ベターです。
以上 ご参考になさってください。
※ふるい通しを取り扱っております。商品ページはこちらをどうぞ。

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●ごまの刈り取り時期について
1.
基本的に、一番下の莢がひらきかけたら刈り取り。
       根から抜き取るか、根元から鎌で刈り取ってもどちらでもよい。)
      2週間ほど乾燥させるあいだに、上の方も追熟して、莢が勝手にひらいてきます。

  2.もう半分以上、莢がひらいている場合は遅すぎます。
   すでに大切なゴマはどんどん大地にこぼれおちています。

  3.下の葉っぱの色が黄色っぽくなってきたら、刈り取り時期が近づいた合図です。
   もう少し具体的に言うと・・・下の葉がハラハラと風で落ち、全体が黄土色になってきて、
一番下のさやが茶色くなって、はじけそう、もしくははじけた、この頃が刈り取りの時期です。

下の写真をご覧ください。↓↓↓
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      一番下のさやが茶色くなってはじけています。
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しくじるとさやは一気にはじけてせっかくのごまが落ちてしまうので、
刈り取りは一気にやってしまいましょう。