2014/5/29
今日は、和田萬八尾工場のスタッフで、育苗(いくびょう)トレーにごまの種をまく作業をしました。
ごまに限らず、農作物は種を直接畑にまく方法と、育苗(いくびょう)といって、ある程度成長するまで保護、保育してから苗を畑に植え替えする方法があります。
畑に直接種をまくと、発芽前に鳥や動物に食べられてしまったり、発芽直後は雨・風などの気象変動に弱く,病気・害虫などの被害も受けやすいです。さらに、ごまやん畑は土の目が粗く発芽しにくい土壌のため、昨年度からこの育苗方式で栽培しています。
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ポット(穴)が連結しているトレー。1つの穴に1つの苗をイメージしてください。
育苗トレーに土を入れて、トントンッと土をならします。
1つのポット(穴)につき2~3粒の種をまいていきます。種がちっちゃくて手でつまむのが大変でしたが、八尾工場スタッフお手製の「種まきスプーン」が大活躍!!
ごまやん畑一反分の50枚、6400個の穴にごまの種を数粒ずつ丁寧に手作業でまいていきます。根気のいる作業です。
最後に土が乾かないように新聞紙で全体を覆ってさらに水をかけて出来上がり。
はじめは直射日光にあてないで、朝・昼・晩と水をやり、順調ならば3~4日で発芽します。その後徐々に日光にならしていきます。約10日で3センチほどのかわいい新芽になります。
この苗を、奈良の和田萬のごま畑に移植する作業を6月8日(日)に予定しています。オーナーさんのご参加をお待ちしています!