2010/12/17 (金)
ちょっとお引越しました
<ごまのはえ>ブログは11月末をもって終了いたしました。
まだ住所不定ですが、ちょっと『世沙弥』HPで
つぶやいております。
<ごまのはえ>ブログは11月末をもって終了いたしました。
まだ住所不定ですが、ちょっと『世沙弥』HPで
つぶやいております。
始末せなあかん。親父の口癖でした。
節約。ケチ。たいがいそのへんまでの回路で、
<始末の料理>の精神をうまいこと説明でけへん。
始末とは、始めと終わり。つじつまがおおて、
そろばん勘定ができていること。
安い魚でも食べられへんとこがあったんでは始末にあわん。
値段が高おても頭からしっぽまで丸ごと食べ尽くせる鯛を
買う方が、始末の料理といえる。無駄が無い。
これこそ大阪料理。
『大阪食文化大全』
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◆大阪の商売は口約束。
人物を信用した上での口約束。
商談がまとまれば茶屋や料理屋で一緒に
飲み食いして、最後に手合わせ(手打ち酒)を
くみかわす。それが商習慣。
ビジネスでのツイッター効果。
運用しだいでおもろい。そう思ってはじめた。
個人的な趣味をかねて、とも考えていたが、
なかなかつきあうのはしんどい。
1ヶ月近くになると、もう開く回数が減ってしもた。
『たった1年で5000万円売上げを伸ばす仕組み』
ちょっとこれでも読んで
どんなもんか見直すとすべぇ。
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◆あんぱんは粒あん雪は牡丹雪
/ 坪内稔典
わさび漬けのフェチである。
阪神地下に田丸屋さんのものがおいてある。
上ものの方をいつもキープしている。
最近沼津方面に引っ越した食友が
伊豆でワサビ漬けを発見したと、送ってきてくれた。
わさびの茎が新鮮な緑の色を残して、酒粕にも清涼感。
和のテイストやけど、やさしいショパンのピアノを
聴いている味わい。
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◆馴染みは、3回以上通ったお客さんをいいます。
「裏を返さないのは客の恥、馴染みをつけさせねえのは
花魁の腕が鈍い・・・」
1回目=初回
2回目=裏
3回目=馴染み
鯉江良二がいたから加藤委も内田鋼一も誕生した。
ならば委さんにいまおもろいとおもう作家を
紹介してもらおう、というおもろい企画。
ギャラリー縄の尾崎さんの目線はたしか。
藤澤レオ。
北海道の金工作家の器がおもろい。
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◆①こだわっておいる主題があるか
②既存の枠組みを越えようとしているか
③社会問題や自分自身と正面から向き合っているか
④新しい表現へのアプローチがあるか
/ 小山登美夫<私が作品をみるポイント>
関東は鰹。関西はプラス昆布。これでだいたい出汁
の話はかたずく。おもたらちゃいまっせ。
まず昆布。大阪は真昆布。京都は利尻。
昆布は利尻が最高でっせ、なんて通の顔して
のたくっとったら、空堀の土居さんに怒られます。
真昆布は出汁がよくでて、しかも濁らない。(羅臼は濁る)
利尻は真昆布ほどに出汁はでにくい。京都は濃厚な
昆布味が敬遠される。
京都~利尻 3:鰹7=食材の味を引き立てる淡味
大阪~真昆布5:鰹5=昆布味が食材の旨みを補い
強い余韻を残す味
「京の持ち味、浪速の喰い味」をあらためて
『大阪食文化大全』で確認。
第一章からポイントよくまとまった編集で
勉強になります。
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◆江戸のイキ(意気)、大阪のスイ(粋)
楠見朋彦が歌集『神庭の瀧』を上梓。
『玲瓏』の結社仲間であるが、かれはすでに
芥川賞候補にもなった小説を数編を書いている。
処女作である『零歳の詩人』。
煮え滾る言葉の氾濫で旧ユーゴの内戦下の世界を
えぐりだす才能に驚嘆したことをおもいだした。
<私は夢と幻の歌ばかり書いてきた。
そして短歌の儚さが、夢や幻と実によく親和
することを知った。>とあとがきにある。
小説と短歌を明確にかきわけている。
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◆かなしみもピークを過ぎて
桜肉とほる咽喉もとだけは明るい
/ 楠見朋彦
『ふでばこ』22号。
人形作家、林駒夫先生から直接頂戴した。
今回のテーマが<林駒夫の歳時記>。
1年以上にわたる追っかけ取材で、
人形にかかわる日本人のこころと
日本文化の美しさをこまやかに雅に
くりひろげてくれる。
もう、忘れかけている日本人形の存在。
原初、人形が身代わりやお守りとして
神聖な存在であったことをおもえば、
忘れてしもうたしっぺ返しに、文化は
崩壊はじめたといえる。
それにしても林先生は、京都生まれ京都育ちで
日本文化の全てが肌にしみこんでいる御仁だけど、
江戸っ子の粋も大阪人の愛嬌もあふれでてきて
不思議な魅力がつきない。
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◆かくあるであろう ではなくて
「こうである」をしめす
それが京都のつよみです
/ 林駒夫
『隆平そば』は懐石コースだけ。
席につくと<五観の偈>がおいてある。
最後には、箸袋がでてきて「典座教訓の三心」
大心、喜心、老心、とかいてある。
まぁ、禅修行としての蕎麦食いですな。
まんなかあたりで、<粗挽き焙煎そば>です、
といってほんとに5本ぐらいの蕎麦が杯皿に
のってきます。
桂離宮そば、麦手餅で有名な中村軒のすぐ裏。
同行の食友が、こんな場所で蕎麦屋を開けるのは
関係者にちがいない、と断言。
あとできいたら、やはり次男坊さんのようです。
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◆兵隊の位でいえばカキフライ / 主水
紅葉狩りへ。
悪友から自宅近くにすばらしい紅葉があるとお誘い。
京都の上桂から浄住寺の方へ。
ちかくには、苔寺、鈴虫寺と観光名所があるが、
すこし道をはずれただけで、そのあたりはさりげなく
散策するのはもってこい。
紅、朱、猩々緋と赤みの鮮烈な紅葉には
凶器をつきつけられたかのように己の狂気を
まさぐる感覚に襲われる。
日差しが強くなって、一瞬高みにある
オレンジがかった丹色の枝枝が秋天に騒げば、
紅葉狩りとは、獣狩る胸騒ぎにも似てくる。
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◆この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉
/ 三橋鷹女